くノ一忍法帖Ⅴ 自来也秘抄
中嶋美智代/鈴木美穂/成瀬千里/加藤陵子/市川文子
伊勢・津藩、藤堂家の長男が江戸城内の大奥において変死するという事件が起こった。お家存亡の危機を回避するため、藤堂家当主・和泉守は権力者・中野石翁の勧めで将軍・家斉の第33子・石五郎を、娘・鞠姫(中嶋美智代)の婿として迎えることになる。ところが、石五郎は頭が弱く子供のような男。兄の死因を探ろうとしていた鞠姫にとっては、汚らわしくて仕方がない。その頃、伊賀服部郷では忍者頭の蛇丸によって、石五郎殺害計画が着々と練られていた。蛇丸の目的は服部家の領地だった伊賀を奪った藤堂家の血を絶やすこと。蓮之介を亡き者にしたのも、蛇丸の操るくノ一たち(鈴木美穂/成瀬千里/加藤陵子/市川文子)の仕業であった。蛇丸の手引きで城内に潜り込んだ四人のくノ一だが、その計画は突如として現れた自来也なる白装束の忍者によって狂わされた。くノ一たちを殺されてしまった蛇丸は、謎の人物・自来也をも倒すべく様々な忍法を駆使して戦いを挑んでいく。だが、壮絶な忍法戦の末、勝利を緩んだのは自来也だった。
「くノ一忍法帖シリーズ」にしますかな。何が面白いというわけでもありませんが、気になってしまうんですな。